フィリピン・セブ島留学における用語集について解説致します。
英数記号 | あ行 | か行 | さ行 | た行 | な行 | は行 | ま行 | や行 |ら行 | わ行 |
Callan Method(カランメソッド)
カランメソッドとは1960年にロビン・カラン(Robin Callan)によって生み出された学習方法で、主にヨーロッパで支持されている。
カランメソッドを取り入れているクラスでは、講師が生徒に質問をし、生徒はその質問に完全な文章(単語のみは不可)、講師が使った単語や文法を使って答えることが求められる。
例
講師: Are you speaking French?
生徒: No, I’m not speaking French, I’m speaking English.
生徒が質問に答えることができなければ、講師が手助けをする。また、生徒が間違えれば直ぐに講師が訂正し、生徒に正しい文章を言わせる。これを繰り返すことで、始めは、ほとんど答えられなくても、徐々に自分自身で答えられるようになり、最終的には完全な文章を自分で言えるようになる。
この学習方法ではリスニングとスピーキングが鍛えられ、生徒は講師の質問に即座に答えることが求められるので、文法の間違いを心配したり、頭の中で母国語から英語に変換する余裕はない。こうすることでネイティブのように英語で考え、そのまま口に出す習慣をつけることができる。講師が出す質問の文章は、その授業や前の授業で扱われた重要な文法や単語が含まれている。
日本にある二つの大学で学習効果を測る実験が行われたが、カランメソッドが他のどの学習方法よりも少ない従業数で学習効果が見られたという結果が出た。
Callan Methodを取り入れている語学学校 >>BECI international
CHED
CHED(Commission on Higher Education)とはフィリピン政府高等教育委員会のことです。
CHEDに登録されるには、厳しい審査を通過しなければならなく、一般的にはTESDAよりもレベルの高いもと認知されています。TESDAに認定されている学校は少なくはありませんが、CHEDに登録されている学校はあまりありません。TESDAと同様に、CHEDも義務ではありませんが、こちらに登録されている学校は信頼のできる学校といってよいでしょう。
CHEDの資格を保有している学校 >>FIRST ENGLISH
ESOLL試験とは1858年にイギリスの名門、ケンブリッジ大学によって設立された英語検定です。
日本ではまだあまり知名度が高くありませんが、ヨーロッパを中心に圧倒的な権威があり、約130カ国で年間300万人が受験しています。
また、世界中で10,000を超える企業・学校・政府等の団体で英語力を証明する試験として評価されています。
英語を母国語としない受験者を対象とした英語検定としては最も長い歴史があり、2013年に100周年を迎えております。
ESL
ESLとは”English as a Second Language”の略称で、直訳すると、「第二言語としての英語」となります。
英語を母国語としない人たちが、英語が広く普及されている地域で行う英語学習です。
日本人の母国語は日本語なので、語学留学をして受ける一般的な英語の授業はESLとなります。
ちなみに、ESLとよくにた言葉で、”EFL(English as a Foreign Language)”というものがあります。こちらは、直訳で、「外国語としての英語」、つまり、英語が話されていない地域で、外国語として英語を勉強することをいいます。
ESL, EFLの頭に”T(Teaching)”が付いたTESL, TEFLという言葉もありますが、文字通り、「第二言語としての英語教授法」、「外国語としての英語教授法」となります。
IELTS
IELTS(アイエルツ)とはInternational English Language Testing Systemの略称では英語熟練度を測る英語検定の1つです。
ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education社によって協同で運営されています。アカデミック・モジュール※1とジェネラル・トレーニング・モジュール※2の2種類が有ります。
※1(Academic Module、大学や他の高等教育機関への出願のためのテスト)
※2(General Training Module、一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)
※IELTS試験対策コースがある語学学校 PHILINTER(フィリンター) / CIA(シーアイエー)
IDPとはケンブリッジ大学試験機構、ブリディッシュカウンシルと共に、IELTSを共同運営している機関です。
38にも及ぶオーストラリアの大学とオーストラリアの『雇用・トレーニング』に関わるSEEK.COMによって運営されています。
1969年以降、世界各国の学生及び留学生を対象に、学校選択のサポートを行っている機関です。
フィリピンでは、マカティとセブにオフィスが有ります。
※IDP公認の語学学校 PHILINTER(フィリンター)
OPIc
世界最大規模の外国語専用教育研究団体であるアメリカのACTFLで行うOPIc (OPIc:Oral Proficiency Interview-Computer)は、面対面インタビューと非常に近いインターネット基盤のスピーキング評価で、単純に文法や語彙などをいくら知っているかを測定する試験ではなく、実生活でいくら効果的で適切に英語を使うことができるかを測定する、客観的な英語評価道具です。
韓国では2007年から始まって、現在、約500以上の有数企業、公共機関でOPIcを採用や任職員の評価などに活用しています。
OPIcコースがある語学学校 >>LIFE CEBU
TESDA
TESDA(Technical Education and Skills Development authority)とは、フィリピン労働雇用技術教育技能教育庁の略称で、TESDAの認定を受けている学校はフィリピン教育庁から認められているといことです。
TESDAからの認定を受けるには、細かな審査を通過する必要があります。審査には大量の書類を提出する必要があり、時間と手間がかかるため、TESDAの認定を受けていない学校もたくさんあります。TESDAの認定を受けていないからといって、不法に運営されているというわけではありませんし、認定をうけているからといって、質の高い学校というわけでもありません。
TESDAの認定を受けてる学校は授業カリキュラムがきちんとしていて、法的にも問題のない学校ということです。
※弊社でご紹介の語学学校のほとんどがTESDAの認定校となっております。
TESOL
TESOL(Teaching English to Speakers of Othere Languages)とは、英語を母国語としない人たちに対する英語教授法のことです。
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの大学院で修士プログラムとして、TESOLコースを受けることができます。
1〜2年のコースになります。この学位を取得したからといって、日本で英語教員になれるわけではありません。
日本の学校で英語を教えるには、大学で教職課程を修了し、採用試験に合格する必要があります。
しかし、英語教育の質が問われている現代において、TESOLプログラムを修了している教員は、貴重な存在であると言えます。また、語学学校を選ぶ際に、TESOLを保持している講師がいるかどうかは、学校の講師陣の質を知るための一つの指標にもなります。
TESOLには大学院で取得するタイプのものと、カレッジや語学学校にあるTESOLコースを修了することによってCerificate(証明書)を受けとれるタイプのものがあります。後者は、学位ではありませんが、英語を母国語としない人たちに対しての英語教授法について、一定の知識があり、またそのことについて勉強したことを証明することができます。
フィリピンにある語学学校でもTESOLコースのある学校もあります。
※TESOL試験対策コースがある語学学校 PHILINTER(フィリンター) / CIA(シーアイエー)
英語教授知識認定テスト(TKT)
ケンブリッジ大学試験部門の英語育成能力テストで、第二外国語として英語を教える能力を評価する他校選択式の試験のことで、世界60ヶ国以上で、教員養成課程の大学生や既に第二外国語として、英語を教えている、または教えることになっている教員が受験しています。
文部科学省による「国際共通語としての英語力向上のための5つの提言と具体的施策」の一環として実施される英語教員を対象とした助成制度対象の試験となっています。
具体的には以下のような方が対象
・既に教員の経験はあるが、自分の経験に対する公式な評価をえるために国際的に認知された資格を取得したい方
・自らの経験をスペシャリストの分野にまで広げることによって、更にキャリアを向上させたい方
・常に最新のものを自分の教授スキルに取り入れたい方
<試験の種類>
TKT: Knowledge About Language は、試験時間80分で80問の設問に答えるテスト
です。教える観点から英語という言語に関する知識を測るテストで、「語彙」「音韻論」「文法」「談話」の4つのパートに分かれています。
TKT: CLIL は、試験時間80分で80問の設問に答えるテストです。「 CLILの原理に関する知識」「CLILを用いた授業の準備」「授業実施」「評価」の4つのパートに分かれています。
結果
TKTの結果は、バンド・スコア1~4の4段階評価で報告されます。(最低1、最高評価4)
親子留学
フィリピン・セブ島留学では近年親子留学がブーム化しつつあります。
基本的には4才~12才ぐらいまでのお子様と親御様が一緒に留学をするプログラムを用意している語学学校が多数あります。
これはフィリピンへは15才未満では入国が出来ないため、親御様とご一緒に留学をして頂く必要があるのも一因です。基本的には親御様自身もお子様と同様に英語学習をして頂きます。
また、夏休みや春休みには中規模・大規模学院にてジュニアキャンプなども開催されています。
バディーティーチャー制度
バディーティーチャー制度とは、カリキュラムの変更や留学生活においてケア&サポートをしてくれる担任の先生(講師)がつく制度の事です。
何かと不安を抱えたりすることが多くなる留学生活をきっちりとサポートする目的で作られている制度ですが、担任の先生が複数の学生を担当していることなどから、全てのケアが満足するレベルで提供できるかを保障されているわけではありません。また、先生との相性の問題もあり全ての学生に必要な制度とも言えない部分もありますが、英語初心者の方などは心強い存在になるかと思います。
バディーティーチャー制度がある語学学校 >>PHILINTER
フォニックス(英: Phonics)
フォニックスとは英語の文字と発音との間の規則性を学ぶ学習方法で、英語圏の子どもに英語の読み方を教えるために生み出されたものです。 例えば、”dog” という単語は「ディー オー シー」とは読まずに「ドゥ オ グ」(カタカナのため、正確な発音とは異なる)と読みます。フォニックスでは”a b c d…” を 「エー ビー シー ディー」ではなく、その文字が持つ音で覚えると学習法です。 フォニックスを取り入れれば、初めて見る単語でも発音できるようになったり、ネイティブに近い発音ができるようにもなります。ただし、なかには例外もあり、フォニックスのルールが適応されない単語もあるため、フォニックスについては賛否両論の意見があります。
フォニックスの学習法を取り入れている語学学校 >>FIRST ENGLISH
イギリスの国際文化交流機関として1934年に設立された非営利団体です。
各国における英語の普及や、教育や文化交流を目的としています。
ロンドンに本部を有し、世界100カ国以上に事務所を置いて活動を行っているNPOで、創立80周年を迎える団体です。
留学保険
滞在先での病気やケガ、盗難や器物の破損等、予測のできないトラブルに見舞われたとき、幅広く補償してくれるのが海外旅行保険です。
長期滞在される方はもちろん、1〜4週間の短期滞在される方も必ずご加入下さい。
(弊社”セブ島留学マスター”は海外保険AIU正規代理店です)
・AIU海外留学保険加入時の補償内容の一例
自身がケガや病気になった場合、他人をケガさせてしまったり、あやまって物を壊してしまった場合、持ち物が盗難にあったりあやまって壊してしまった場合、さらには、航空機や列車等の交通機関のキャンセルや遅延によって発生した費用等、幅広く補償されます。